アメリカの雇用統計は金利にも影響を与えることから重要な指標になっているそうです。今日未明に発表された1月の雇用統計は、非農業部門就業者数の前月からの増加はしたものの、市場予想を下回ったとのこと。一方で、失業率は4・0%と改善していて、アメリカ経済は比較的堅調に見えるため、どうやら3月のFRBの利下げは無さそうです。利下げが遠のけば、株式市場にはマイナスなので昨日のNYダウは下落したようですが、さらに、トランプ米大統領が打ち出す関税政策も悪材料になるので、週明けの株価も下落傾向になるかもしれません。新NISAで長期で積立投資している分には、株価の下げについてもあまり気にしなくて良いのですが、下がった理由は知っておいた方が良いので、重要な指標については追いかけていこうと思います。