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DeepSeekとは何だったのか

以前投稿したDeepSeekショックについて、DeepSeek自体が何なのかをAIの専門家が解説している動画があったのでまとめてみました。

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DeepSeekは中国のスタートアップが開発したAIアシスタントで、中国版のChatGPTみたいのものです。このアプリがアメリカのApp Storeでダウンロード1位となり、シリコンバレーに衝撃を与えました。株式市場においては1月27日にNVIDIAの株価は17%下落し、その後少し戻しましたものの、1月31日にはまた下落しました。
いろんな意見はあるものの、この動画ではこのままDeepSeek一強になるのかと言うと、そうでもなさそうで、アプリの性能は確かに素晴らしいそうですが、主に古い方のチップ(GPU)を使って安価に効率化よくAIのモデルを構築した部分が画期的なだけで、NVIDAのチップが要らなくなる訳ではないとのこと。今まではOpenAIやGoogleと言ったビッグテック企業が巨額の資金投入でAI産業を牽引してきましたが、ここにDeepSeekが一石を投じた形のようです。さらにDeepSeekはオープンソースとして無料公開しているので、DeepSeekの技術はOpenAIも取り込むことが可能だそうです。という事で、OpenAIとNVIDIAが完全に負けた訳ではないので、落ち着いて動向を見守った方が良さそうです。ちなみに、個人的にはDeepSeekの回答が一部制限されている(中国政府がチェックしているらしく、中国の歴史は正しく出てこないようです)のと、利用規約がDeepSeek側に有利になっているので(自分が入力したデータについてDeepSeek側は何にでも使える的な位置付けだそうです)、無料とはいえこのアプリを使用することは見送っています。


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